レバレッジ計算式

  • 総資産をM、売買単位をu、売買時点での値をp_0レバレッジ25とする。
  • u単位の総額は10000\times p_0 uであるから、レバレッジ25の時、必要な証拠金は400p_0 uである。
  • 証拠金維持率は総資産を必要な証拠金で割ってM/400p_0uとなる。
  • ここで値がp_0からp_1に変化すると、資産はM+10000(p_1-p_0)\times uとなる。必要な証拠金は400p_1uである。この時点での証拠金維持率は\displaystyle \{M+10000(p_1-p_0)u\} \times  1/400p_1uとなる。
  • 例えば、10単位の買いポジションの場合、資産が50万円、売買時点でドル円が100円だったとする。これが102円に値上がりすると、証拠金維持率は

\displaystyle \{500,000+10000(102-100)\times 10\}\times 1/400\times 102\times10) = 171.6.1\%である。

  • 逆に、98円に値下がりすると、証拠金維持率は

\displaystyle (\{500,000 + 10000(98-100)\times 10\}\times 1/400\times 98\times 10) = 76.5\%となってしまう。

  • 証拠金維持率が100%以下になるとロスカットされる場合、\displaystyle \{M+10000(p_1-p_0)u\}\times 1/400p_1u \geqq 1)を解いて、

p_1 \geqq \dfrac{10000p_0u-M}{9600u}でなければならない。

  • 例えば、資産が50万円、ドル円が100円の時、10単位の買いポジションとすると、ロスカットされないためにはp_1 \geqq 98.95円でなければいけない。

\displaystyle{\dfrac{M+10000(p_1-p_0)u}{10000p_1u}\times l}となる。

  • 売りポジションの場合は、

\displaystyle{\dfrac{M-10000(p_1-p_0)u}{10000p_1u}\times l}となる。