2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

水曜日のドル円は上昇する

曜日によってドル円の上昇に差はあるのかを調べてみる。 いつものようにプロットまで一気に。 import pandas as pd from pandas.plotting import autocorrelation_plot import numpy as np import scipy from scipy import stats as st from matplotlib impo…

dplyrの使い方(コードの簡略化)

denovor.hatenablog.com この記事でのforの繰り返しをdplyrの関数で簡略化してみる。 下記の記事を参考にした。 qiita.com Rのソースコードはこちら。 library(ggplot2) library(dplyr) library(RcppRoll) d <- read.csv("~/Documents/FX/USDJPY/USDJPYD.csv…

変動値の従う分布(9)

これでは(高値-始値)、(始値-安値)、(終値-始値)、(翌日の始値-当日の始値)の4つの分布について考察してきた。 残された分布は(高値-終値)および(終値-安値)であるが、単純に計算量が4つだからといって上記の4変数で表してはならない。 これまで…

変動値の従う分布(8)

変動値の従う分布(6) - denovorのブログ ここで、指数分布はガンマ分布の特殊な場合であるから、(高値-始値)および(安値-始値)のガンマ分布への当てはめを推定してみる。 同様にrstanを用いる。 data { #データYの宣言 int N; vector[N] Y; } parameters…

変動値の従う分布(7)

最後は(終値-始値)で行う。 rstanでStudentのt分布を仮定し、自由度、平均(ロケーション)、スケールの推定を行う。 stanのコードは以下。 data { //データYの宣言 int N; vector[N] Y; } parameters { //サンプリングしたいパラメータθの宣言 real df; r…

変動値の従う分布(6)

ドル円の変動値が従う分布を推定してみる。t分布や指数分布のパラメータは固定するものとする。 まずは(高値-始値)および(始値-安値)の従う指数分布のパラメータから推定してみる。 推定にはrstanを用いる。 data { #データYの宣言 int N; vector[N] Y; …

変動値の従う分布(5)

分布を調べるのに今度はghypパッケージを使用してみる。 AICをもとに一般化双曲型分布、normal inverse Gaussian分布、Variance Gamma分布、歪んだt分布などへの当てはまりを調べることができる。 https://cran.r-project.org/web/packages/ghyp/ghyp.pdf d …

変動値の従う分布(4)

denovor.hatenablog.com denovor.hatenablog.com denovor.hatenablog.com これまでのまとめとして、ドル円の変動値の基本要約量を計算しておく。 以下は順に平均、標準偏差、歪度、尖度となる。 d <- read.csv("~/Documents/FX/USDJPY/USDJPYD.csv") co <- d…